近年増加している「ストレス」とは

●「ストレス」とは。

・ストレスとは医学的には、「何らかの刺激が体に加えられた結果、体が示したゆがみや変調」という意味を持っています。

 ストレスは人間にとって敵であるようなイメージを抱きがちですが、実はストレスには「よいストレス」と「悪いストレス」があります。

・ストレス学説で有名なセリエ博士は「適度なストレスは人生のスパイスである」と述べています。適度な緊張感などの刺激は、脳の働きを活性

 化させ、判断力や行動力などを高めるといわれています。このような「よいストレス」は「快ストレス」と呼ばれます。

・一般的によく使う「最近ストレスがたまって胃が痛い」などの「悪いストレス」は、「不快ストレス」と呼ばれます。不快ストレスには「過剰な労働

 やリストラに対する不安、家族不和などが原因となる慢性のもの」と「親しい人の死や、転勤、離婚などの急激な環境の変化による急性のも

 の」があります。近年特に増加しているのは「慢性的なストレス」であるといわれています。

●ストレッサーとは。

・ストッレスの原因となる刺激を「ストレッサー」といいます。

・ストレッサーには、大きく分けて次のような種類があるといわれています。

 @物理的ストレッサー:高温や低温、放射線や騒音などの物理的刺激。

 A化学的ストレッサー:酸素の欠乏、薬害、栄養不足などの化学的刺激。

 B生物的ストレッサー:ウイルスの侵入などの生物的刺激。

 C精神的ストレッサー:人間関係やトラブルや、過剰な労働による精神的な苦痛、怒りや不安、憎しみや緊張などの心理的刺激。

・近年増加しているのは、C番目の「精神的ストレッサー」によって発生するストレスです。

●ストレスに対して過敏に反応することが余計にストレスになる。

・ここは「ストレスは一生付いて回るものだから、長い付き合いになるな」という逆の発想から

●ストレスとどのようにしてうまく付き合っていくか。

・無理にあらがおうとするより、どうやったらストレスとなんとか仲良くやっていくことができるかを考えたほうが、気分的にも楽でしょう。

・さらに、仕事以外の時は仕事を極力忘れるように試み、仕事のことは仕事中に考えればいいのです。休日には音楽を聴いたり映画を観たり

 自分で自分の脳と心をリラックスさせるようにしましょう。

■人に話して「ストレスを笑い飛ばす」

・不快ストッレスを自分一人だけでなんとかしようとするのには無理があります。誰にとってもストレスは生きている限り存在し、一生の付き合い

 となります。

・誰もが皆ストレスを抱えています。自分だけが辛いわけではありません。仕事で嫌なことがあったら、人間関係で困ったことがあったら、友人や

 家族に話してみましょう。